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８×８のチェッカー模様 将棋盤のような格子模様は、直線を連続複写することで簡単に描けますが、それを１マス、１マス塗りつぶすのはたいへんです。 まず塗りつぶされた１つ１つのマスを描いて、それを連続複写して全体を作成する方が効率的でしょう。 ■応用する機能■ ・塗りつぶし図形を連続複写してパターン化 ・グラデーションによる陰影 １． 描画パレットで［正方形］をクリックして、正方形を描きます。 ※ 描画パレットの［長方形］上でマウスのボタンを押し続けると、［正方形］のアイコンが表示されます。 ２． 正方形の左上隅の頂点（端点）にポインタを合わせ、Ctrlキーを押したまま正方形の右上隅の頂点までドラッグして、同じサイズの正方形をもう１つ作ります。 ３． カラースタイルパレットの［塗り］シートで［ベタ塗り］を選択し、一方の正方形に黒、もう一方に白の塗りを設定します。 ４． 黒白両方の正方形を選択し、［変形-移動/複写］を選択します。 ５． ［移動/複写］ダイアログボックスの［連続指定］をにし、［繰返回数］→［３］と設定して［OK］をクリックします。 両方の正方形を、３回連続複写して、横にマスが８個並んだ１段目を作成します。 ６． １段目の左から２番目・３番目のマス目の正方形を選択し、Ctrlキーを押したままドラッグして、２段目の左から１番目・２番目のマス目の位置に複写します。 このとき、1段目の左から２番目の正方形の左上隅の端点を、１段目の左から１番目の正方形の左下隅へドラッグします。 ７． ２段目に複写した２つの正方形を、操作5.と同様に［変形-移動/複写］で３回複写して、２段目を完成します。 ８． １段目・２段目の16個の正方形を選択し、［変形-移動/複写］で、下方に３回連続複写して８×８のマス目を完成します。 ９． 必要であれば、全体を選択し、カラースタイルパレットの［線］シートで［線種］を［なし］にして、全体を囲む大きな正方形をあらためて描画します。 ▲ページの先頭へ戻る 小さな図形を並べて作る図形 将棋盤のような線だけのチェック模様であれば、まず全体を囲む正方形を描いて、［変形-移動/複写］の［等分割］の指定や、［変形-ブレンド］を使って、間を直線で等分割していくという方法が合理的です。 しかし、チェッカー模様のように塗りつぶしがある場合には、この方法では、1つ1つのマスをあらためて［図形-交点で塗りつぶす］などで塗りつぶさなければならないので、煩雑な作業になります。 小さな図形を連続複写して大きな図形を作る場合の問題点は、部分のほんの少しの誤差・精度の問題で図形にずれができることがあります。できた物を利用する場面や要求される精度で使い分けましょう。 グラデーションでタイルを作る チェッカー模様の塗りつぶしパターンを変えると、印象が随分と変わります。 ここではグラデーションを使った陰影を付けて、タイルのような模様にします。 １． 上記の操作1.〜2.でベースとなる正方形を２つ描いたら、カラースタイルパレットの［塗り］シートで［グラデーション塗り］を選択します。 ２． 中央から四方に色が変化するパターンを選択し、0に淡い色、100に濃い色を設定します。 ３． グラデーションバーに▽マークを１つ追加し、３つの▽マークが順に［淡い色］［淡い色］［濃い色］になるように色を調整します。 必要に応じて、をクリックしてパターンを反転します。 ４． グラデーションの塗りの設定ができたら、正方形の線の［線種］を［なし］にして消します。 ５． 同様に、もう一方の正方形にもグラデーション塗りを設定します。 あとは、操作4.以降同様、正方形を複写します。 ３つの▽マークの色を、［濃い色］［濃い色］［淡い色］の順にすると、違ったタイル模様になります。 また、周りの線を消さずに、グレーなどで少し太めの線種に設定すると、目地の付いたタイルのようになります。 ▲ページの先頭へ戻る すでに描いたチェッカー模様をタイル模様にする すでに完成しているチェッカー模様も、別に描いたタイル模様の図形属性をコピーしたり、図形属性を置換することで、まとめてタイル模様に変更できます。 ・ 図形属性をコピーする チェッカー模様のうち、変更したいマス目部分を選択状態にし、描画パレットの［スポイト］をクリックします。次に、タイル模様の図形をクリックすると、選択状態だったマス目部分が、まとめてタイル模様に変更されます。 ・ 図形属性を置換する 図形属性を置換するときは、［編集-属性置換-塗りの置換］を選択し、［検索］に黒ベタを、［置換］でをクリックし、タイル模様の属性を取得します。 ［OK］をクリックすると、属性がまとめて置換されます。 ▲ページの先頭へ戻る

update : 2006.07.05