入力してほしくないところは編集禁止にしよう

苦労して作ったセルの計算式に、いきなりデータを入力して消してしまったことはありませんか?
こんなとき、セルを編集禁止にしておけば、間違って大切なデータや計算式を消してしまうことはありません。編集禁止が設定されているセルはデータを入力しても受け付けないようになっていますので、特に第三者も使うようなワークシートは、データを入力していい部分だけを入力可能にして、それ以外を保護するようにします。

1. 入力可能なままにしておきたい部分を範囲指定します。

2. 【ツール-編集禁止-編集許可範囲の設定】を選択します。

3. 「編集許可を設定する」をオンにします。

4. 「編集禁止設定」をオンにして、「同時にシートの編集禁止を設定する」をオンにします。
「同時にブックの編集禁止を設定する」をオンにすると、ブック全体に編集禁止が設定されます。
5. [OK]をクリックします。
シート編集禁止設定ダイアログボックスが表示されます。

6. [OK]をクリックします。
編集中のワークシートが、最初に指定した編集許可範囲以外にはデータ入力できないようになります。

編集禁止のワークシートでは、画面左下に「編集禁止」と表示され、入力可能なセルに移動すると画面左上に表示されているセルの位置表示に「*」が付きます。

編集禁止を解除するには、【ツール-編集禁止-シートの編集禁止(ブックの編集禁止)】を選択します。