縦書きで使う繰り返し記号を入力するマル秘テク

 文章を入力する際、「々」「ゝ」「〃」のような日本語特有の繰り返し記号が必要になることがあります。
これらは「おなじ」と入力して変換すれば、変換候補に登録されているモノもありますし、クリックパレットの「○△□」のタブにありますから、簡単に入力できます。
また、「ちかぢか」と入力して変換すれば「近々」になるから、さして支障はありません。
ところが、近代文学などを引用する時の繰り返し記号で「く」や「ぐ」の縦二倍の繰り返し記号が入力できません。
そこで、この「マル秘テク」を開発しました。

1. 書式を「縦書き」に設定します。
2. 例えば「いよ(いよ)」と入力したければ「いよく」と入力して、そのまま続けて文字を入力します。
3. 「く」や「ぐ」を一文字分範囲指定し、
【メニュー−書式−文字サイズ−横2倍】を実行します。
 するとこのように、繰り返し記号のように見せることができます。

2で、残りの何文字かを入力して置くのは「文字種」が左参照に設定されている事が多いので、該当する「く」までだけを入力して文字サイズを変更すると、以降に入力した文字に影響するのを防止するためです。

投稿:小山さん 68歳 東京都