3次元ワークシートっぽく

三四郎は3次元集計ができないと思っていませんか?
ずばり、ワークシートを3次元として使う方法をご紹介しましょう。
このワザを使えば、月ごとの商品の売上げを支店ごとに管理し、それを集計して総合計を求めることができます。
具体的には、保存されているワークシートとセル座標を指定することにより、その値を読み込ませて3次元を実現しているのです。

では、月ごとに別々のワークシートを作成し、串刺し計算でそれらを集計します。

操作例
1. 1月から12月までの集計を別々のワークシートに作成します。
12枚のワークシートはすべて共通形式にして、年集計をする項目が各ワークシート内の同じ座標に配置されるようにします。

2. 月別集計ワークシートの最後の位置にあるタブを選択してから【挿入-シート-後ろに挿入】コマンドを選択します。
集計の対象となるワークシートのあとに13枚目のワークシートが追加されます。

3. 追加した13枚目のワークシートのC3に串刺し計算の数式を入力します。
[例]
1月のワークシートの名前がSheet1、12月がSheet12、合計の計算項目がC3のとき
「=Sum("Sheet1":"Sheet12"!C3)」と入力します。
13枚目のワークシートにC3の項目の1年間の合計値が表示されます。

4. C3に入力した数式をすべての集計項目の位置にコピーします。
コピーされた相対セル座標は自動的に補正され、年集計表が完成します。