大きな用紙サイズの掲示物を作るマル秘テク

私は高校の教員をしていますが、年度初めになると、組織図や顧問の表など教務室や教室にはりだす大判の掲示物を山ほど作らなければなりません。従来は達筆の同僚に頼んでいましたが、その人の負担が大きくなりすぎるため、最近は一太郎で作っています。その操作方法を紹介します。
一太郎の標準機能を使っているだけなので、「マル秘テク」というのも恥ずかしいのですが、私の周囲ではあまり知られていないようなので、投稿いたします。

1. 元になる文書を一太郎で作ります。印刷時に大きくなることを考えて、フォントは明朝系を避け、ゴシック系のものを使うと良いでしょう。

2. 【ファイル−印刷】を選択して、「印刷」ダイアログを開きます。

3. 右側にある「特殊印刷」から「ポスター」を選びます。用紙は「A3単票・縦方向」または「A3単票・縦方向」を選びます(プリンタが対応している最大用紙サイズ)。
4. 右下に現れる「詳細」をクリックし、詳細設定をします。のりしろマージンは、あまり大きくとらない方が、張り合わせた後の見た目が良いようです。
5. 後は印刷を実行して、紙を張り合わせるだけです。

以前は、DOS版一太郎Ver.5を使って、手作業で同様のことを行ったことがあるのですが、非常に大変でした。一太郎11でこの機能が追加されたおかげで助かっています。また、一太郎ビューアにも同じ機能がついています。
角張清吉さん 41歳 新潟県