縦書き文書を極めるマル秘テク

【ファイル−文書スタイル−スタイル】

風流の秋。俳句、短歌、エッセイ、論文など、縦書き文書を一太郎で創作してみてはいかがでしょう?

たとえば俳句を作るなら、こんな文書スタイルがオススメです。

1. 【ファイル−文書スタイル−スタイル】で「文書スタイル」を開きます。

2. 「フォント」シートタブを開き、行書体や楷書体など、和風のフォントを選び、サイズを14ポイントにします。

3. 「スタイル」シートタブを開き、
「用紙設定」で
B5 単票・横方向
袋とじ:縦割り
を選択します。

続いて「文字設定」で、
字数・行数優先のチェックを外す
文字組:縦組
字数:20字
行数:4行
に設定します。

「マージン」は、すべて30mmが良いでしょう。
4. 「OK」ボタンをクリックすると、余白や文字間、ゆったりと多めに設定された俳句向きの文書スタイルができあがります。
このように作りたい縦書き文書に合わせて文書スタイルを設定すれば、雰囲気があって見やすい文書が作れるようになります。

ここで紹介した俳句用の文書スタイルの他、短歌や社訓、エッセイ、論文など縦書き文書に適した文書スタイルは、書籍「一太郎でたて書き」に紹介されています。
一太郎13での操作解説や文書編集テクニックはもちろん、故事成語、ものの数え方、難しい地名など、ちょっとした豆知識も掲載しているので、日本語文化までも堪能できる一冊になっています。
秋の夜長、エッセイや小説などの執筆に勤しんでみてはいかがでしょうか。