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複数の一太郎ファイルをすべて印刷しよう


fl("c:\My Documents\print\*.jt*") p;

結果
c:\My Documents\print\以下にある一太郎文書をすべて印刷します。

説明
fl( "入力ファイルパス", <"出力方法"> ) ステートメント;
fl ファイルを繰り返して処理します。
p( <開始ページ>, <終了ページ>, <部数> )
p すべてのページを1部印刷します。

補足
\print\などの適当なフォルダを作り、そこに、印刷したい文書をコピーして、このスクリプトを実行するような使い方になります。

flの応用例の一つです。多量の一太郎文書を印刷する場合などに便利なスクリプトです。

注意)
pコマンドでは、マルチシートを使用している一太郎文書はカレントシートしか印刷できませんので注意が必要です。fl("c:\My Documents\print\*.jt*") shl p; と記述すれば、一太郎文書のシートは印刷できますが、この場合も、三四郎、エクセルなどのシートは印刷できません。

ポイント1)
 途中で処理を止めたい場合は、Ctrl+Pause(Break)

ポイント2)
 編集中の文書は閉じて、新規文書の状態で実行すると無駄な処理が省けます。編集中の文書がコンバート対象でないかチェックしているため、文書を開いていると処理が遅くなります。
 また、リソース不足になるとファイルが読めなくなりますので、他のアプリケーションも閉じてから実行することをお勧めします。

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update : 2006.07.05