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テンプレ系男子×オレ流男子〜あなたはテンプレートをそのまま使いますか?〜

第2回 運動会のクラス練習、これで頑張ってやってね!

もうすぐ子どもの運動会。「総合優勝するんだ!」って燃えてて、クラス練習の出席簿作りを頼まれちゃった…。
三四郎のテンプレートを利用すればカンタンよね。ちょこっと手を加えて、出欠を自動計算できるように、親もいいところを見せちゃおっかな!

対象製品:三四郎2007〜2009

「テンプレ系」では、テンプレートを開いて、必要に応じて文字を変更する方法をご紹介します。 三四郎には、「ビジネス」「パーソナル」「学校・学習」の3種類のテンプレートが用意されています。 また、三四郎の機能を紹介した「機能紹介」のテンプレートもあります。

テンプレ系

  1. [ファイル]メニューから[よく使うテンプレート]を選択します。
    画面キャプチャー1
  2. [テンプレートビューア]が開きます。右側には、選択している「種類」のテンプレート一覧が表示されます。
    画面の左側で[学校・学習]を選択します。[学校・学習]のテンプレートが画面の右側に表示されます。
    [出席簿]を選んで[OK]をクリックします。
    画面右下のつまみをドラッグすると、テンプレートの表示サイズを拡大・縮小できます。 縮小表示したいときはつまみを左へ、拡大表示したいときはつまみを右へドラッグします。
    画面キャプチャー2
  3. テンプレートが開きます。必要に応じて文字を変更します。 学年と組、年と月のセルに半角数字を入力すると、それぞれ「年」「組」、「年」「月」が自動的に付きます。
    年と月を入力すると、曜日が自動的に変わります。
    画面キャプチャー3

「オレ流」では「ふりがな」の列を追加してふりがなを自動入力したり、関数を利用して出席数の合計を出して、アレンジします。

オレ流

●ふりがなを自動入力する
  1. 生徒名の右側に、ふりがなを入力する列を挿入します。「生徒名」の右側の列(D列)の列ボーダーを右クリックして、メニューから[挿入]を選択します。
    画面キャプチャー4
  2. 列が挿入されます。「生徒名」の列(C列)の列ボーダーをクリックして列全体を選択し、[ツール]メニューから[ふりがな/ATOKモード]−[設定]を選択します。
    画面キャプチャー5
  3. [ふりがな/ATOK設定]ダイアログボックスが開くので、[ふりがな自動入力]にチェックを付けます。 [入力位置]と[文字種]を選択します。ここでは[入力位置]は[右]、[文字種]は[全角カタカナ]を選択します。
    画面キャプチャー6
  4. [変換]シートに切り替えます。[変換優先モード]にチェックを付け、[氏名優先]を選択して【OK】をクリックします。
    画面キャプチャー7
  5. 氏名の読みを入力し、漢字に変換します。[Enter]キーを押して確定すると、セルの右側に自動的にふりがなが入力されます。 同様にして、すべての生徒名を入力しましょう。
    画面キャプチャー8 画面キャプチャー9

MEMO

ふりがなは、読みで入力した文字が自動的に入力される機能です。読み通りに入力できない氏名の場合は、ふりがなを修正する必要があります。

MEMO

氏名やふりがなの文字数に合わせて列の幅を整えたり、不要な日付の列を削除して、表を整えましょうます。

○セルを結合して文字位置を調整する
  1. 「C5」と「C6」のセルをドラッグして範囲選択し、ツールボックスの[セルの結合]アイコン[セルの結合]をクリックします。
    画面キャプチャー1
  2. セルが結合され、文字が右側に配置されます。
    画面キャプチャー2
○列幅をデータの長さに合わせて調整する
  1. 列幅を調整したい列ボーダーの右側にマウスポインタを合わせます。ポインタの形が幅変更ポインタに変わるので、ダブルクリックします。
    画面キャプチャー2
  2. 列に入力されているデータの長さに合わせて列幅が調整されます。
    画面キャプチャー3
●出欠をカウントする関数を挿入する

カウント関数を利用すれば、日にちごとの出席人数の合計、生徒ごとの出席回数を計算できます。表の一番下と右側に、それぞれカウント関数を挿入しましょう。

  1. 下の画面では、列幅や不要な行を削除して、表を整えています。 1日の一番下の列(例では「E37」)にカーソルを合わせ、ツールボックスの[関数]アイコン[関数]をクリックします。
    画面キャプチャー1
  2. [関数の貼り付け]ダイアログボックスが開きます。[グループ]で[統計]を選択し、[関数書式に引数を付ける]のチェックをオフにします。 [関数名]の[Count]をダブルクリックします。
    画面キャプチャー2
  3. [関数の貼り付け]ダイアログボックスが閉じ、カーソル位置に「Count()」と挿入されます。「()」の間にカーソルが点滅している状態です。
    画面キャプチャー3
  4. 1日の列(E列)の、生徒名が入力されている行をドラッグして指定します。例では「E7」から「E36」までです。
    画面キャプチャー4
  5. マウスボタンを離すと、元の「E37」にカーソルが移動します。[Enter]キーを押すと、関数が挿入されます。 出欠を入力していない状態なので、計算結果には「0」と表示されます。
    画面キャプチャー5
  6. 関数を30日までコピーします。「E37」のセルのカーソルを置き、マウスポインタを右下に合わせます。ポインタの形がセルをつまんでるアイコンに変わります。 30日にの列(AH)までドラッグすると、関数がコピーされます。手順1〜の操作と同様にして、右端の列にも同じ関数を入力します。
    画面キャプチャー6 画面キャプチャー7
  7. 試しに、出席を表す○を入力してみましょう。○の個数がカウントされ、出席数の合計が計算されます。
    画面キャプチャー8

MEMO

利用したカウント関数は、データが入力されているセルをカウントする関数です。そのため、欠席の人に×を入力せずに、空白にしておきます。

●印刷する

出席簿が完成したら、印刷しましょう。ふりがなの列や出席数の合計の列が増えたため、A4用紙からはみ出していますが、印刷時にA4用紙1枚に収まるように指定します。

  1. [ファイル]メニューから[印刷プレビュー]を選択してプレビューを表示すると、表が用紙からはみ出しているのが分かります。 [コマンド]メニューから[印刷倍率を用紙に合わせる]−[用紙全面]を選択します。
    画面キャプチャー1
  2. 1枚の用紙に収まるように縮小されます。[コマンド]メニューから[印刷実行]を選択します。 [印刷]ダイアログボックスが開くので[OK]をクリックすると印刷が実行されます。
    画面キャプチャー2